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インフルエンザについて
今年はインフルエンザにかかった人の数は少なかったですね。
2021年11月現在のデータでは23人となっています。
参考元:厚生労働省「健康局結核感染症課」
これは新型コロナウイルスの対策で患者数が減ったのか、それともコロナ患者の中にインフルエンザにかかった人も含まれているのか…^^;
ここではあまり触れないようにしておきます(笑)
そもそも…
そもそもインフルエンザのウイルスは鼻と口から侵入してくるわけですが、そのウイルスの侵入を防ぐ役割に細胞性免疫のIGAという免疫細胞があります。
このIGAがウイルスなどの感染源と戦ってくれます。
ではインフルエンザのワクチンに、このIGAを増やす作用があるのか?
というと全くありません。
厚生労働省も「ワクチンはインフルエンザを完全に抑える働きはありません」「接種すればインフルエンザに絶対かからない、というものではありません」と、表記されています。
参考元:①平成11年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院)」
②平成28年度 厚生労働行政推進調査事業費補助金(新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業「ワクチンの有効性・安全性評価とVPD(vaccine preventable diseases)対策への適用に関する分析疫学研究(研究代表者:廣田良夫(保健医療経営大学)」
じゃあ何でワクチンがあるのか!!
とういと、これもまた製薬会社や病院との関係など複雑な問題が絡んでくるので、ここでは割愛します。
インフルエンザ脳症
ここで気をつけておきたいのはインフルエンザ脳症です。
インフルエンザ脳症とは、インフルエンザ感染後に意識障害やけいれん、異常言動、異常行動などの症状を引き起こす重篤な脳の病気で、インフルエンザに伴う合併症と言われています。
しかし、近年ではインフルエンザの解熱剤で使用されているジクロフェナクトナトリウム、メフェナム酸の成分がインフルエンザ脳症に関わっているのではないか、とも言われています。
私は基本的に熱が出ても病院にも行きませんし、薬も飲みません。
しかし、どうしても熱が下がらず、解熱剤が使用したい方は、アセトアミノフェンという薬が副作用も少なく、安全性が高いと言われています。
とにかく!!
インフルエンザでも普通の風邪でも、とにかく体調管理をして免疫を上げておく必要があります。
鍼灸治療でももちろん免疫力を高めることはできますが、まずは食事、睡眠をしっかり取り、腸内環境を整えておくとウイルスにも負けない身体になるでしょう。